渇望

最近、彼は夢には出てくるが、どんなことを話したか、どんな夢かも覚えていないことが多い。明晰夢?での内容は覚えているが、無意識のうちにみる夢はただ会った気がするというだけである。

以前のように、彼との意味のある夢や、見た後に幸せな気持ちが持続し、余韻に浸るような夢は今は見られない。

夢で満足するだけではダメだと言っているのだろうか。現実の世界で彼を渇望しろということなのだろうか。なんだか、彼のことを考えることも寝る前と電流が走った時だけで、もうこのままでもいいかもと思ってしまう時もある。

しかし、夏至の日には涙が止まらず、嗚咽するほど号泣し、会いたい気持ちが募った。このような現象は満月や新月などにもよく起こる。どういうことなのだろうか。勝手に泣かされて、気持ちをたかぶらせて。自分のことなのにさっぱりわからない。

やはり、月の満ち欠けや太陽などの自然のパワーには何かしらあるのだろうか?不思議だ。

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